Auther:enkan_user1
おはようございます。
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楽笑塾 佐藤祐司です。
妻にある人を紹介されました。
紹介といっても、
知り合いでも会った事があるわけでもなく、
特集を見ての話です。
三國 清三さん。
小学校にさえ行けないくらい超貧乏。
(プロフィールに書いてありました)
そんな三國さんは、
中卒では就職不可な会社に就職。
語学もないのにフランスへ。
そして三ツ星レストランを渡りました。
門前払いをされても、
お金は要らないから、
鍋磨きをさせてくれと頼んで、
中に入れてもらったそうです。
そして今や日本んの業界で、
知らない人がいないほど有名人。
もちろん成功者です。
読書が苦手な僕が、
思わず買ってしまった、
「三流シェフ」著:三國 清三 。
これお勧めです。
料理を美味しく作る技術。
そのための勉強に対するバイタリティー。
お客さんに喜んでもらう事だけを考え、
70歳に近いいま新たな挑戦を始めています。
僕達が美容師を目指したころ。
サロンをオープンさせたころ。
もしかすると今でも、
いい技術へのこだわり。
お客さんが喜ぶ笑顔。
これがたまらなくて頑張っているのは、
業種は違えど技術職としてそっくりです。
でもちょっとだけ違うところがあります。
それは、、、
三國さんは、
お客さんの喜びが自分の喜びだそうです。
日本語って難しいです。
お客さんが喜ぶ笑顔がたまらないのと、
お客さんの喜びが自分の喜びと、
違いがあるのか?というとありません。
でも本音の部分は違います。
これは過去の僕の事でもあるのですが、
コンテストや撮影の仕事をしながら、
技術的に負けないよう勉強をしていました。
頑張れた理由は、
お客さんにいい技術を提供するため。
そのことで喜んでもらえると思っていたからです。
しかし今はそうでなかったと思えます。
自分のためだったんです。
人に負けたくない。
自分の技術は凄い!と思わせたかったからでした。
それを肯定するために、
いい技術を提供すれば、
お客さんは喜ぶと思い込んでいました。
自分の満足が先で一番だったんです。
でも三國さんはちょっと違います。
常にお客さんが喜ぶことが一番。
ときに味が不評なときは、
「この客味が分からない人」でなく、
どうしたら「美味しい」と言ってくれるんだろう?
と思ったそうです。
もちろんターゲットは、
食事にお金を使える人。
客層の絶対数は少ないので、
オープンして半年は閑古鳥が鳴いていたそう。
聞いたこともない奴の店には来なかった、、、
と振り返っていました。
でも、
「喜んでもらう事が喜び」の三國さんは、
それを40年以上ブレずに今も現役です。
なんやかんや言いながら、
自分が先で一番を目指すのと、
お客さんが先で一番を目指すのとでは、
考えも行動も変わってきます。
僕の技術やメニューへの拘りは、
自己中でした。
でも今は三國さんに近い物があります。
お客さんが喜ぶメニューを考える。
そのために技術を磨くようスタッフに伝えています。
そして、
技術が追い付いたら、
自信をもってそのメニューを提案・教える。
自信を持つのは、
気合やカラ元気ではありません。
練習に費やした時間や苦労、
それが大きければ大きいほど、
でた結果は嬉しい。
嬉しく自身もあるので、
それ押し売りでなく、
自然に「こんな事ができるようになりましたよ」
と提案・教えることができています。
子が何かできるようになったとき、
「見て見てできるようになったよ」
と無邪気な笑顔で言うように。
もしあなたも、
何らかの譲れない拘りがあるなら、
それは誰のためなのか?
考えてみて下さい。
サロンの将来が変わりますから。
夢は探さない 夢のある人生を探している
あなたの未来を応援します