Auther:enkan_user1
おはようございます。
【最短4ヶ月で、売上100万以上アップさせる】
楽笑塾 佐藤祐司です。
きのう大阪、今日は東京で、
「ストレスなく売れる回数を増やすための
７つのタイミング」セミナーをしてきます。
同じ「タイミング」ではありますが、
今になって値上げについての質問が多くなりました。
その意味でのタイミングとしては、
おそい感じがしますが、
美容室がやってはいけない、
「値上げ」の考え方について、
話していきます。
その前に、
今年に入ってから、
大手企業は２つの方法で、
実質の値上げラッシュが続いています。
実質、、、としたのには理由があります。
企業であろうが美容室であろうが、
同じ経営者として、
決して頭から外してはいけない、
根本的な考えがあります。
それは、
表向きの価格・料金に注目するのではなく、
利益確保・拡大に注目することです。
この利益確保・拡大を元に考えた、
企業の２つの方法を比べてみましょう。
＜見た目の料金は同じで利益確保・拡大＞
お馴染みの物として、
カルビー「かっぱえびせん」「サッポロポテト」などは、
値上げはしないで据え置きとしています。
ファンにとっては、
一見うれしく思ったかもしれませんね。
しかし実際は、
2019年7月22日発売分から、
「内容量を4.4%～6.3%減少」しました。
なので、
会社としては利益確保・拡大。
実質の値上げですね。
一方で、
＜値上げで利益確保・拡大＞
同じカルビーでも、
「堅あげポテト」「ポテトチップス」などは、
メーカー出荷価格の2.9%~6.3%値上げしています。
同じように、
純粋な値上げをするのは、
「チキンラーメン」や「出前一丁」などの「即席袋麺」
「カップヌードル」や「どん兵衛」などの、
「即席カップ麺」などは、
4～8%値上げされています。
「カゴメ トマトジュース」などのペットボトル飲料、
紙容器の野菜飲料も、
約5%~10%値上げされています。
戦略的に上手いのが、
スターバックス。
発表では、
ＴＡＸは１０％にするが値上げはしない！
としています。
「エッ、利益は！？」と思ったあなた。
もう騙されています（笑）
そんな言い方をしたら失礼ですが、
スタバは、
消費増税、、、増税、、、と騒がれる前、
２０１９年２月１５日から、
すでに１０～２０円値上げをしています。
たった半年ちょっと前のことですが、
騒がれる前に、
単独でシラーと上げているので、
僕達のイメージでは、
「スタバは値上げしない」
と思い込んでいるだけです。
さてさて、
肝心の美容室に戻します。
美容室経営者のほとんどは、
面と向かって、
お金の話をする人は少ないですが、
皆お金は好きです。
しかし、しかしです。
直接お客さんに対応している経営者が多いので、
値上げ＝高いって言われるのが怖い＝嫌われたくない
心理が働き、
値上げがなんど頭をよぎっても、
値上げできないでいる方が多いです。
で、
最近の質問に多い値上げの方法。
ある意味苦肉の策なのでしょうが、
こんな質問がいくつかありました。
「シャンプーを付けないで別料金にする」
たとえば、
今まで、カット（シャンプー・ブロー付）５千円を、
カット５千円、別にシャンプー千円として選んでもらう。
べつパターンで、
２シャンプーを１回にして、
料金そのまま。
これどちらにしても、
絶対にやらない方がいいです。
なぜなら、
分ける場合、
単純値上げなのに、
「値上げ」でないようにごまかしている感がある。
１回減らす場合、
手抜きに思われるからです。
人は正直であるべき！
なので、
値上げしたいなら、
どうどうと値上げする！
とした方がよっぽどスマートです。
でも、
理由はあった方がいいに決まっています。
そこで勧めるのは、
働き方改革に真剣に取り組むため、、、など、
何らかの理由をつけること。
「エッ！私は１人経営だけど、、、」
という方でも大丈夫。
理由になってない様で、
理由に聞こえますから。
・追伸・
値上げそびれた方、
今からでも大丈夫です。
なにか理由を付けて、
その理由をどうどうと伝えて下さい。
隠したりごまかしはダメですよ。
夢は探さない 夢のある人生を探している
あなたの未来を応援します
