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おはようございます
楽笑塾 佐藤祐司です
from:自宅から
思考回路の違い！！
パリッと カリッと した触感
油で上げないから揚げ粉をご存知でしょうか？（レンジで作る）
これは画期的な商品です
消費者にとっても販売するものにとっても
こんな分りやすいものはありません
何故か？
その話の前に僕達の仕事の事を話しましょう
ある意味勉強熱心で技術も好きな美容師がいました
その美容師が考えることは
・もっと正確にカットする方法は？
・髪を傷めない薬剤は（カラー・パーマ・縮毛矯正）？
・思いのままに染めたりかけたりする方法は？
といつも考えています
そしてある時は
・カットの技術講習やヘアショーを見に行きます
・ＮＥＴやメーカーに資料や問い合わせをかけ
・難しい毛髪化科や薬剤の事を学びます
・ウイックを使ってテストもします
そしてある時自分の満足のいく結果を出します
その時の思考回路は
これだけいいもだから
お客様に勧められる
そして
当然お客様に喜ばれる！気持ちがのります
でも
彼にとって厄介なことが１つだけあります
それは料金を決める事です
・今まで通り
・これだけ苦労したのだから上げたい
１０００円では安すぎる、でも３０００円では高すぎる・・・・
・コストも時間もかかるので５０００円は欲しい
でも決められない
仕方がないから
彼なりに無難な２０００円アップとする事にした
商品と違い仕入れがあるわけではないので
料金を決める事が難しかったのでしょうね
自分で決めなければならないからです
（商品は楽ですよね！敷いてが１０００円販売価格は裏に定価が記されている。販売価格が高いものは当然仕入れも高いから、高いよ！と言われてもメーカーの責任にできる＝責任回避の心理＝自己防衛）
さて
面倒な料金が決まったので
翌日
意気揚々とこのメニューを勧めてみました
勧め方として
・あなたの骨格に合わせてカットする（毛質なども）
・髪のこんな部分に作用する
・こんなタンパク質が作用する
さらにここに自分のフィロソフィーなども含めて・・・
この時
彼が求める結果
彼が望む事はなんでしょう？
それはこんなストーリーをイメージしています
・お客様が聞き入って感心する
・それをオーダーする
・自分の描いた結果が出る
・お客様が喜ぶ
あなたもこれに近い感覚や行動を
とったことはないですか？
経験したことはないですか？
でもこれ・・・・・
残念なことに
思い描いた結果は得られません
きっと彼も落胆したことでしょう！
なぜ客は分かってくれないのか？ と
冷たいようですが
クールにひと事で箇条書きにしてみます
・圧倒的な練習・テスト不足
（髪質や状態は百人十色なのに、１００人以上テストしたの？いい結果は１００人以上出したの？）
・骨格・髪のどの部分～薬剤がどこに～まして似合わせる～なんておこがましいに尽きる
想像できてしまうのですが
彼がお客様にこれ以外で伝えたことは
・似合います とか 似合わせます
・サラサラ・ツヤツヤ・しっとりなど紙のいいと言われる状態でしょう
これは全て
彼の思い込みと彼の感想です
お客様の実感ではないのです
サラサラ～などは誰でも使っているコメントではないでしょうか？
これでは本当の良さが伝わりません
そこで今日最初に話した
・パリッと カリッと した食感
・油で上げないから揚げ
これは画期的な商品です
消費者にとっても販売するものにとっても
こんな分りやすいものはありません
と話しました
本来食べ物ですから
美味しいと連発しがちです
でもその言い方は
競合他社が皆使っています
聞く側にとっては違いやその差は全くわかりません
ベネフィットの考えを使うと
美味しいではなく
ジューシー
などと表現もしています
でもこれも結構使われていて
あまりピンときませんでしょ
ですが
このから揚げ粉は
美味しさを前面でなく
パリッ とか カリッ など食感をアピールしています
これは今までにない伝え方で
不思議と美味しく感じます
この手法は
専門用語でユニークアイディアと言います
これ美容師にはない感覚です
伝え方って面白いでしょ！
是非売れる伝え方を考えてくださいね
夢は探さない 夢のある人生を探している
あなたの未来を応援します
